底辺声優が幸福になるまでの物語

底辺声優の生活・収入事情

底辺声優…コロナ渦で働き口がない!!

私が上京したのは、2020年4月…

コロナが猛威を奮い、毎日の様に、コロナ感染者何名のニュース、そして飲食店の時短営業や酒類の提供禁止の要請。

家から出るのすらはばかられ、「ステイホーム」や「密」などの単語が蔓延っていた時期です!!

 

懐かしいですよね…本当に疫病の恐ろしさというか、世間が混乱していて、「声優を目指す」どころか、生きるのに精一杯な時期でした。

 

無事に住居は決まったものの、仕事がない。

働き口を選択できる余裕はありません、片っ端から、アルバイトの求人を応募しまくりました。

スーパーのレジ打ち、100円ショップ、カラオケ店などもう雇ってくれれば、何でも良かったです 笑

 

面接何連敗だったんだろう…10件目くらいでようやく、カラオケ屋さんから採用のご連絡を頂きました!!

 

研修一日目!みんなフレンドリーだし、まかないも安い!!

ここなら楽しく働いていけそう、明日からも頑張って、早く仕事を覚えるぞ‼

 

そう思いながらの帰路、

 

LINEでカラオケ屋から連絡が、

 

新型コロナウイルスの影響により、都からの要請に従い、明日から、無期限の休業に入ります。」

 

え、まじで言ってる!?

 

ニュースでは連日コロナに関する報道ばかりでしたが、自分とは関係の無い話、自分とは縁のない話、そんな気持ちを心の中で抱いていました。

 

ぶっちゃけ上京するタイミングを間違えた、両親の忠告に従って、もう少しタイミングを見計らうべきだった、そんな考えが頭をよぎりました。

 

しかし、今更、栃木にどの面下げて帰れば良いのか…

 

帰るという選択肢は自分にはありませんでした。

 

そして、1か月間職がなく、追い詰められた自分、減っていく貯金、どこの会社も求人を行っていない…

 

半信半疑の中

 

UberEats配達員としての挑戦が始まるのでした。